法則性のあるネーミング
名前に元ネタがある方が得かもしれない。
せっかくネタを仕込めるのなら空地を作らない方がいいじゃないか。
小ネタ・深読み考察の種としてファンがwikiに喜々と首を掲げてくれちゃうかもしれない。
元ネタがないのにも関わらず何かの偶然で実在の事件や事象に結びつけることが猿タイプライター的にできてしまうと嫌だなあという、杞憂かもしれない。
主人公は有名俳優の誰々をモデリング!というのは宣伝でもありつつ、見も知らぬ誰かからの「俺を勝手に使うな」というクレーム対策と聞いたことがあるので。
逆転裁判は霊媒や近未来の科学技術が出てきたりするわんぱくな物語だが、題材が殺人事件だったりするからか、登場人物の名前を想像可能なレベルのもじりで作っているものが多い。山野星雄(ちゃんと事件の犯人であり、そこにミスリードはない)とか。 蒼き雷霆 ガンヴォルトのボスはスーパーカー、同2のボスはミサイルの名前が元ネタ。兵器や衛星の名前は神話からくるものがちらほらあってかっこいい上に微妙にジャンルがごっちゃになって変化球になるぞ。モチーフにも元ネタがあり、それぞれ七つの大罪、童話のヒロインがあてがわれている。大忙しすぎる。 同じインティ・クリエイツ開発のロックマンゼクスアドベントの敵ロックマンの名前は土星の衛星で、ギリシャ神話由来かなーと思っているとイヌイット伝承由来のキャラがいてアクセントになっている。 かっこいいヨーロッパっぽい名前を集めても由来となるお国が違ったりしてネイティブからちぐはぐに見える事例もあるらしい。Axiom Vergeのルサルキはオフィーリアだけ英語圏名で他はスラブ系だそうだが、彼女だけ少し立ち位置がほかのルサルキと違うのでなにか意味があるのかもしれない。 ロマンシングサガ2の宿敵・七英雄の名前は山手線の駅名を日本語のカナ表記で逆さに読んだもの。それを踏まえてあえて駅名で呼ぶとそれだけで隠語感が出て楽しくなるニクさがある。はい今回は池袋を討伐に行きま〜す!それにしてもなんでそんな由来にしたんだろう。