ドット絵
一番過激な定義としては、そのピクセルにその色を置いた意図を作者が説明できるコンピュータグラフィック。
HDとか4Kとかどんどんモニタのピクセル数は増え、いまやマジの1ピクセルはむちゃんこ細かいのでドット絵が原寸表示されることは実用上ないと思うけども、それはそれとしてドット絵の技法で作られた絵は写実とは別の感動を励起するので、今でも割と単なるレトロ趣味以外の意図でもデザインに採用される。
和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXEはそのドしょっぱなから首なし遺体が逆さ吊りで発見された猟奇事件の現場の捜査である。断面から血もしたたっている。でも低精細のドット絵だからモザイクとかもなくてそのまんまだった。この作品、低精細であることを逆手に取った悪いことを色々やっている。