一日一問を使わなくても、Scrapboxで事足りるのではないか?
ここに書いているのはbeeeyan.iconの場合の話である。
決して全ての人が同じScrapboxの使い方をしていると思って書いているわけではない。 そんな中で、私が一日一問をつくり、使っている理由を書く。 beeeyan.iconにとってScrapboxは「考えを深める」ツールの側面が強い。 「記録」を引用しながら「考えたいこと」を思考できる。
反面、「考えたいこと」に集中できないときもある。
集中できないとはどういう意味か。
記録や事実のページが混在して、目移りする。
移り変わっていくからこそ「発見」がある。
編集したページほど目に付きやすいので、考える(編集する)ページに偏りができる。
並べ替えの設定にもよる。
自ずと自分が「深めたい」ところがわかる。
自然にまかせた思考の移り変わりや、偏りは、楽しいし閃きを生むすごい仕組みだと思う。
ただ「考えたいことにフォーカスしたい」ときもある。
例えば
一ヶ月以内にブログを書きたいが、ネタが定まってない
小説のキャラクター設定を考えたい。等。
そんなときは、分離しておきたい「記録」もある。
なんだったらページを絞りたい。
答えがすぐに出ないことは、永久に放置しがち。
自然淘汰だと思えば、それは自分の人生には必要ないことだ、と考えることもできる。
ただ、例えば、「小説で好きなキャラクターの設定はいっぱいあるのに、そうでもないキャラクターの設定は殆どない」というのは個人的に避けたかったりする。
「考えたいこと」だけにフォーカスすることはできている。
ホーム画面も表示される質問文が一つだけで、一点集中のつくりとなっている。
「答えがすぐに出ないこと」を想起する頻度を上げられる。
意味があるのかと言われると、疑問は残る。
もう少し長期に使って検証させてほしい。
beeeyan.iconにとって一日一問は「考えたい内容をシンプルに管理するアプリ」であり「考えを深める」ツールではない。というスタンスである。(決して、この思想を強制したいわけではない) そのため「考えを深める」際は、別のツールが利用できるよう「クリップボード」や「Google Drive」へのアップロード機能を実装した。
アプリ一つで全てを完結させるのではなく、シンプルさをとって「無理なく考える」を目指した形だ。
自分でつくったものなので公平な意見ではないが、ドッグフーディングの感じは、ぼちぼちアイデアを書き出せる。 考えたいことを忘れないでいられる、というのもいい。
デフォルトの質問をインポートできるところ
有用か否かは、運用して検証が必要な部分だと思う。