配置すること
配置:Placement,Arrangement,disposition
何かを配置するとき、そこには三つの存在が現れる。
一つが、「私」(配置する主体)、もう1つが「何か」(配置される主体)、そして最後が、配置物である。
「何か」の総和は、配置物とイコールではない。還元すればイコールに見えるが、全体としてはそれは別種の存在である。そして、それを別種のものたらしめているのが、「私」である。
「私」は置くことを通して、全体の中に立ち現れ、全体は印象として「私」の影を落とす。
断片の配置は、創造の駆動力であり、そのプロトタイプでもある。