観念の自己組織化
ある観念と別の観念が密なネットワークを形成し、しかもそこに相互作用があるとき、新しい観念の生成や別の観念の取り込みが生じることで、ネットワークが拡大し、それがまた、次なるネットワークの拡大にはずみをつける。
このようにして観念は思想へと成長する。
断片を組織化する一つの方法は、上記のようなネットワークをいかに促すのかに力点を置くものである。断片化した肝炎は、想起したり、操作したりしやすくなるが、それだけでは足りない。相互作用を引き起こしたり、別の観念を取り込んでいけるような体制が必要である。
初出:2017.May.15