見方を変える
想像とは、新しいものを生み出すことが。そこには様々なものが必要となるが、新しい物の見方はその最たるものだろう。新しい物の見方のないところに、アイデアは生まれない。
とは言え、物の見方は、無意識なものであり、刺激に対して受動的であり、環境に制約を受けるものである。つまり、文脈的である。
「常識」が共有されるとき、物の見方もまた共有されるし、個々人が各々に持つ物の見方も、同じ刺激に対しては、パターン化した意識を発露させやすい。
だからこそ、断片化は有用である。一つの形に固定化してしまうことで、別の場所から眺めることを可能にする。そこから、アイデアというものが生まれてくる。
初出:2017.Aug.1