ステップの非連続性
創造には、いくつかのステップが存在し、それらは決してスムーズにつながることはない。第一に各ステップにおける頭の動かし方が異なるので、ステップの切り替えがスムーズにいかない(前ステップの慣性に引きずられてしまう)という点があり、第二に、次のステップに進むことで手に入るパーツが、前のステップの完成度に影響を与えるという点がある。
前者は、心理学的な知見を援用すれば、ある程度緩和が可能であるが、後者に関してはスキップは難しい。後々手に入るパーツの影響をまったく無視する(最初考えた通りに書く)ことで、進行の流れ自体は整えられるが、それがクオリティを担保するかどうかはまた別の話である。
初出:2017.Aug.09