カードとしてのブログの問題点
あるいは 豆論文としてのブログ
"しっかりと、完全な文章で"着想・思想を記録するツールとしてブログを位置づけた場合、二つの問題が浮上してくる。
1つは、それを「くれ」なくなることだ。情報カードのようにぱらぱらと流し読みしたりすることはできないし、カードとカードを隣り合わせに並べることもできない。
代わりにデータベースとしてデータを扱える。
ただし、データベースのプラグインとして思考操作をサポートするものがなければ、知的生産を促すものにはなりにくい
問題の二つめは、1つめとも関係してくるのだが、情報量が多すぎてしまうことにある。
ブログ1記事の長さは、それ自体に制約を持たないので、極めて長くなることがある。これはパラパラ読むことを妨げる。
逆に言えば、以上の問題を克服できれば、ブログもカード・システムを担える。