カードとこざねの違い
カード法
における
情報カード
の役割は、情報の保存であり、その際、
断片化
が行われる。
こざね法
における紙片の役割は、情報の操作であり、そのために断片化を必要とする。
脳内の情報操作を
外部化
(アウトソーシング)する点は共通しているし、断片があまたにうまれる点も似ているが、微妙ならざる差異がそこにあり、その差異が、メディア(≒紙)や記述スタイルの差異となって立ち現れる。また、メディア化した情報の必要存在時間も個となり、中長期的な取り扱いも異なる。まず、その違いを視野に入れること。
初出:2016.Dec.22