すべては断片である
すべてはなにかの集まりで成り立っている。全体は断片によって構成される。その全体もまた、別の全体を構成する断片として振る舞う。すべての全体は、断片でもあり、その逆も然り。 何を全体とするのか(あるいは何を断片とするのか)は視点の取り方で変わる。そこにあるのは相対的絶対性である。 視点を移動すれば、その構造(階層)においては、全体は一意に定まり、それは絶対的な力を持ちうる。しかし、視点を変えれば、その構造は変化する。 どこまで階層を上がれるのか(あるいは、下がれるのか)は、観測者次第である。私たちは宇宙という全体(あるいは三次元という全体)、素粒子という断片の限界を有する。今の所は。 初出:2017.Jan.07
原子、分子、物質
私たちに原子は見えない
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概要