言葉の思考、図解の思考
「考える」とは、問いを立てることである、とよく言われる。
たしかにそのとおりであろう。「考える」とは、問うて出てきた答えにさらに問いを重ねることであったり、問いそのものに問いを発したり、さまざまな角度・視野・視点から問い続けることであったりする。
問いは言葉を必要とするので、これをワード・シンキングとしておこう。では、いわゆるビジュアル・シンキングと呼ばれるものは、何をしているのだろうか。
一般的なビジュアル・シンキングは、関係性の整理であり、要素の列挙であり、欠落の明示である。
そこから生まれるのはパターン認知だ。さらにそこにワード・シンキングを重ねることで、問いはさらにカラフルになっていく。
#思考の技術