発想法と断片
発想法とは、いかに断片を生み出すか、いかにそれらを組み合わせるか、に関するノウハウである。
つまり、発想法とは断片の扱い方なのだ。もう少し言えば、ある種の目的に向けて、役割を持つ断片を作り出し、そこから新しい全体を構造する、ないし想起させることが発想であり、そのための補助が発想法である。
つまり、難しく考える必要も、身構える必要もない。
ただし、肝心の頭の中身が空っぽではどうしようもない。
発想法は断片を生みだし、それを組み合わせる道筋を教えてはくれるが、代わりに知識を蓄えたりはしてくれない。インプットが求められる。