断片的視点
「すべては断片である」
あらゆるものは断片化が可能であると共に、結合化もまた可能であり、物の見方は、この構造(階層)のどこにフォーカスするかの問題でしかない。つまり価値は相対的なものとなる。
ただし、私たちは、たとえそれが相対的なものであろうとも、どこかの瞬間には、どこかの階層にフォーカスしている。認識するとは即ちフォーカスすることである。つまりその瞬間にはその視点は絶対的に振る舞う。これは認識に必ずつきまとう減少であり、失念してはいけない。