分析・統合・壁ぬけ
断片を捉える2つの視点は以下だった。
その要素を全体とする断片を明らかにする──パターンA
その要素を断片とする全体を明らかにする──パターンB
パターンAは「分析」と呼べる。要素に分解する、あるいは還元的なアプローチだ。対してパターンBは「統合」と呼べる。一つ上の階層をイメージし、同種のものを想定する。
この二つで、たいていの概念操作はカバーできるが、それだけでは十分とは言えない。構造を抜け出ることができないあkらだ。
直感的な飛躍的ひらめきや、制約設定による強制的な発想は、構造的な壁を抜ける可能性を持つ。とは言え、それは想起された後は、上下の階層構造や、それに類するものの中に留められることになる。
初出.2017.Jan.26