ツリーとセミラティス
ツリーにおいては、一つの要素は単一の場所を占める。言い換えれば、彼(要素のこと)が含まれる集合は1つであり、重複はない。
セミラティスでは重複が起こる。
要素1つひとつを断片と捉え、それをカードなどによって自由に動かしていくとき、その断片はツリーのパーツというよりは、セミラティスのパーツであるかのように振る舞う。
ある集合に位置していながら、別の集合を喚起するような断片。そのようなものの集まりは、リゾーム的である。
ただしそれをいかにアウトプットに変換するのかは、別の問題が潜んでいる。