Postfix:XCLIENT
クライアントからの接続情報(ホスト名、IPアドレス、ポート番号)を上書きする仕組み。
テストのため
そのままでは、相手のクライアントのIPアドレスやポート番号による制約のテストをしたくても難しい。
プロキシサーバーやフィルタからの転送のため
接続元がプロキシサーバー自体やフィルタ自体になっては困るので、その手前の接続情報を渡す。
(リレーサーバーならリレーする度に Received ヘッダが付くからそれでいいような気もするが)
https://www.postfix.org/XCLIENT_README.html
https://www.postfix-jp.info/trans-2.3/jhtml/XCLIENT_README.html
smtpd_authorized_xclient_hosts で設定する。
デフォルトは空で、すべて拒否する。
XFORWARD と似ているが、こちらは完全に元の接続情報を上書きする。
XFORWARD はログのみ上書きする。
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