時間同期の問題
時間同期の方法
NTP
JJY
JJYFM
テレホンJJY
光テレホンJJY http://jjy.nict.go.jp/hteljjy/index.html
衛星
GPS
QZSS
GLONASS
時計自体に精度上のブレがある。
一般的なPCでは発振装置で時間を計測している。この発振装置は温度や電圧などの影響を受けやすい。
相対論的な時刻のズレがある。(微少であるため、普通の静止した場所、普通の回路では誤差範囲内に含まれてしまう。)
同期するための時計との通信に時間がかかる。
別のマシンに時間を聞きに行っても、その応答までに時間が経過してしまう。
ほとんどの場合は、往復の行きと帰りの時間は等しいと考えられるので、応答時刻 + (往復時間/2) が聞いた側の時間と考えられる。
何らかのトラブルで特定のマシンでは時間がずれてしまっていることがある。
複数台で多数決回路のような取り扱いをするしかない。
大幅に時刻がずれているものは除外する。
NTP では送られてくる積算時刻にはうるう秒は含まれない。うるう秒インジケータ(Leap Indicator)しか来ない。
以下のページで、実際のうるう秒インジケータの適用が分かる
うるう秒の対応(2017年1月実施版) https://jjy.nict.go.jp/news/leaps2017.html
予告としてうるう秒インジケータが変わり、その後うるう秒インジケータが通常状態に戻った時に実質1秒ずれる。
この仕組み上、うるう秒が発生することが分かっている期間で、うるう秒インジケータを取り入れていなければ、このうるう秒は正確に取り込めないことが分かる。
実際の動作としては、うるう秒で1秒ずれた後、そのずれを検出してゆっくりと補正される形になる。