TAI
国際原子時
1958年1月1日0時(UT2)が原点(0秒)とされる。
よって、理論上では1958年1月1日0時以前の TAI は未定義(マイナスになるはずだが)
厳密に(正確には各地の原子時計の平均で)1秒単位で加算され続けている。
結果的に、地球の表面の重力(1G)による時間の遅れがある。
TAI は太陽の南中の時刻を完全に無視している。(純粋な時刻)
一方 UTC は太陽の南中を維持しようとしている。(生活上で使われる時刻)
この時間とUTCの差がUTCに対してうるう秒として挿入/削除される。 1972年1月1日まではうるう秒ではなく UTC 側の周波数を変えることで UTC の時刻を調整している。(計算が大変)
1972年1月1日の時点で UTC + 10秒 = TAI となるように UTC を再定義。これ以後うるう秒による UTC の運用が始まる。
参考