Malware対策
背景
なんらかの方法で有害なソフトウェアを実行させることで、以下のような問題を引き起こす。
機密性(Confidentiality)の破壊
ユーザーの権限を利用して様々なことをする。
ユーザーの持つ情報を不当に取得する。
完全性(Integrity)の破壊
ユーザーの持つ情報を破壊する。
可用性(Availability)の破壊
正常な動作を妨げる。
どうすればよいのか?
信頼されたプログラムのみを実行させるようにする。(強い制約)
プログラムに署名を付ける。
ストアなどで事前確認済みのもののみを実行可能にする。
未知のプログラムに対しては実行前に警告を行う。(弱い制約)
プログラムに対して利用可能な資源を制約する。
サンドボックスにする。
利用可能資源を事前確認する。
不当な資源の利用がある場合に停止する。
検疫する。
Malware プログラムのハッシュなどを求めて同一なら隔離・除去する。
プログラム内部をスキャンして、不当なコードを見つけたら隔離・除去する。