キーマトリクス
キーボードのように大量のスイッチがある場合、そのスイッチごとに入力ポートを用意しようとするととても足りない。
このため、電圧を出力するポートm個と電圧を検出する入力ポートn個の2種類に分けて、マトリクス上に配置することで、m * n 個のスイッチを扱えるようにしたのがキーマトリクス。
キーマトリクスの弱点として、特定のキーの組合せを押すと、ショート状態になって、別のキーが押されたように見えてしまう。これをゴーストと呼ぶ。
ゴーストを避けるにはキーにダイオードを入れて、電流が必ず出力から入力に向かうようにすればよい。これをアンチゴーストと呼ぶ。