情報の整理
現状の問題
どこに何があるのかが分からない。
あるものを保存する場所が明確ではない。
ファイルサーバーを作るとファイルがバラバラに放り込まれて、見つからなくなってしまう。
同じファイルがあちこちにばらまかれてしまう。
複数の視点による複数のカテゴリがあり、相互に絡み合っている。
人によってカテゴリの分け方が異なっている。
ある種のツールはディレクトリを勝手に固定的に使ってしまう。
確かに元々は同じファイルだが、管理上別の物でないと困る場合がある。
プロジェクトAとプロジェクトBで最初は同じファイルを使っていても、プロジェクトAでの変更がプロジェクトBに反映されては困ることがある。
その場ではファイルに適切な名前を付けられない。
ファイルが完成するまでの間は、そのファイルの意味が曖昧なことがある。
似たようなファイルが大量に作られてしまう。
見つからなくなる度に似たようなファイルを作ってしまう。
テンプレートから派生したファイルは同一または類似する。
順番に見せるべきものの順番をうまく管理できない。(前後ページの管理が難しい。)
概要と詳細のレベルの取り扱いが難しい。
方法論
すべてのものを1ヶ所に放り込む。
検索を容易にする。(単語から該当の記事を探せるようにする)
ハッシュ値で識別する。
タグ付けで管理する。
日付のフォルダに入れる。
ファイル名に、カテゴリ名と日時(あるいはバージョン)を付ける。
copy-on-write 方式(書き換えが必要になった時にオリジナルから分岐する)を使う。
類語辞典を作る。(類語を1ヶ所に誘導する。)
同じ語でも異なる意味の場合、語に補足情報を付ける。(参考: Wikipedia の分岐ページ)
問題
生のファイルシステムでは、タグ付けする仕組みが存在しない。(かなり致命的)
生のファイルシステムでは、1つのフォルダに大量のファイルを入れると管理困難になる。(かなり致命的)
適度に階層化しないとリストすら表示できなくなる。
適切なタグを付けることができない。
言葉で表現することが難しい。
同じ意味なのに違う言葉を使ってしまう。
違う意味なのに同じ言葉を使ってしまう。
ファイルを作った時には、適切なタグを付けられないことがある。
タグを付けたり変更する手間がかかる。
ファイルを変更する時に、タグの見直しが必要だが、その手間がかかる。
タグの数が爆発する。
タグが見つけ出せなくなる。(思い付かない、思い出せない)
日付のフォルダに入れた場合、異なる日に編集をかける時に困る。
プロジェクト開始日とすることはできる。
根本的な疑問
そもそもどこまで整理が必要なのか?
読み手の読解力が想定できないのであれば、