取り付け騒ぎ
銀行に現金の引き落としを要求する人が大量に出てきてしまうこと。
「銀行から預金を引き出せなくなる」という不安から、預金者が大勢引き落としを要求して、結果的に銀行が持つ現金が枯渇して預金を引き出せなくなる。
銀行は平常時に引き落としされるだけの現金しか用意していない。銀行預金に書かれた数字は飽くまで「現金をこれだけ引き落とす権利がある」という約束でしかなく、現金が枯渇すると、その約束を守れなくなる事がある。