風圧中心CP
主翼に働く揚力と抗力の合力が翼弦と交わる点のこと。また、空気力が実際に作用している点のこと。
風洞実験で測定する。
風圧中心は迎角によって変わる。失速迎角の時、風圧中心は翼弦のだいたい30%。 模型飛行機のような迎角4~6°のとき、だいたい35%~40%なので、この位置が風圧中心になるように設計することが多い。 風圧中心は迎角がおおきくなればなるほど前縁に移動する。つまり、より迎角が大きくなるような力が働いてしまう。風圧中心が迎角によってあまり変化しないようにするには、キャンバーをつけなければよい。つまり、上下対称な翼型にすればいい。