羽根角(取り付け角)
羽根角$ \beta:ブレード断面の回転面に対する角度 
ブレード断面の位置によって羽根角$ \betaを変えないと、幾何ピッチがずれてしまう(ハブから遠いほど円周移動距離が長くなるから)。幾何ピッチと迎角をどこでも同じにするために、プロペラをねじる必要がある。
回転数$ nによって、ハブからの位置$ rのブレード断面の速度が決定する。すなわち、$ v=2 \pi rn
これと機体の移動速度$ Vによって前進角(流入角)$ \phiが決定する($ tan\phi=\frac{V}{2\pi rn})。前進角に対する迎角を$ \alphaとすると
$ \beta = \phi + \alpha
参考:日本航空技術協会 「プロペラ」https://www.jaea.or.jp/wp-content/uploads/2017/08/講座6プロペラ.pdf (閲覧日:2020/4/1)
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