今年の振り返りと2022・2023に見たアニメ
昨日の記事はfolgoreさんの「【軍貫VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】解説 」でした。やっぱ好きなカードとかテーマでデッキ組みたいですよね。デッキ構築は強みを活かしたり弱みをカバーしたりいろんな方向性がありますが、遊戯だと前者優先がよさそうですね。デッキ48枚だと自分は先手初動優先で後手のカード削りそうだなとか思いながら読んでました。 簡単な自己紹介
名前の由来はbarbarossa(伊:赤ひげ)とgoatee(英:やぎひげ・あごひげ)のかばん語です。高校の時あごひげを伸ばしていて、手入れが適当で赤茶けていたのが由来。
どもがよ鯖にはヴぃさんの紹介で入りました。2021年の夏ですね。
鯖ではだいたいクイズにいます。
暇な時はなにかしながらアニメ見ていることが多いです。
あとはMagic:the Gatheringを遊んでいます。主なフォーマットはレガシーです(後述)。
ボドゲもたまに遊んでいます。
今年の振り返り
久々にボードゲームを制作しました。6年ぶり2作目です。某所からずっと「次作まだ?」と圧がかかっておりやっとという感じ。題材の深堀りを去年の10月くらいから始めて,3月くらいまで少しずつ進め,GWにプロト版を作って,あとは調整とデザインを進めていた感じ。ご協力いただいた皆様に感謝。ありがとうございました。
MtGはレガシーに復帰しました。これは4月くらいで,自分が使っているのと同じアーキタイプが大会で結果出してるのを見てという感じ。緑単postというデッキですが,復帰前はなんだかんだ高いカードが必要だったのが復帰したらだいぶお安く組めるデッキになってました(といってもコロナ禍で一時休止してただけで買い戻ししたわけではないから特に恩恵はなし)。4枚揃えたCandelabraはまじで高級インテリアになっちゃった……。
イクサランからMtGアリーナも触り始めました。でもこっちは時間吸われすぎるしスタンへの思い入れ薄くてそのうちドロップアウトしそう。デッキはツイッターのTLで見かけていい感じだなと思った白青ミッドレンジを組んだけどBO1するなら黒徳目とシェオル使えるデッキか赤単が良かった気がする。ほんとはランプ好きだけど赤単多いbo1向けじゃないしもうワイルドないからこれで戦うしか……。自分がMtG始めたセットのタルキールも追加されたからヒストリックとかタイムレスもやってみたいけどやっぱりワイルドないんだなぁ。
ソシャゲはストライクウィッチーズのソシャゲ「ワールドウィッチーズ UNITED FRONT」ってのをやってたんですが8月末でサ終しました。まあお世辞にもいいソシャゲではなく好きな作品のソシャゲだからやってたという感じでした。3年やって新規キャラ追加は最初の方の3体だけ,あとはずっと衣装違いじゃ無理があった。このシリーズどんだけキャラいると思ってるんだ。代わりに5月頃ストライクウィッチーズのコラボをやってた「アリス・ギア・アイギス」を始めました。どっちもシューティングですがクオリティの違いに涙。デイリーも大変じゃないし高難易度は高難易度でちゃんと味するのでいい塩梅だと思います。なお去年のアドベントカレンダーで紹介した「MARVEL SNAP」は面白すぎてあまりにも他のことができなくなるのでやめました。
アニメの話
一昨年のアドベントカレンダーで今までに見たアニメの話をしたので,それ以降に放送されて見たアニメをクールごとに2,3本ずつピックアップして紹介します。ネタバレも含むことがあるのでお気をつけください。 平家物語(2022冬)
https://www.youtube.com/watch?v=ZW40VnNrowY
(あらすじ)未来を見ることのできる少女・びわは平家に父を殺され,平重盛に向けて平家の滅びを予言する。亡者を見ることのできる重盛は自身と似た力を持つびわに興味を持ち,彼女を留め置く。びわは重盛の息子たちとともに暮らし,交流していくこととなる。
(寸評・紹介)単体でも優れた作品であると思うが,丁度同時期に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送されていたので自然と比較して見ていたと思う。全体(『鎌倉殿』は前半?だが)の雰囲気は対照的で,また,フォーカスの当て方の違いから,同じ人物でも描き方の違いが見られた(『鎌倉殿』では平家のシーンがそれほど多くはなかったが)。また,夏には同じアニメーション会社(サイエンスSARU)による『犬王』が公開された。『犬王』は南北朝期の猿楽師・犬王に関する作品で『平家物語』とは原作者が同一でもあり,ともに「平家物語(紛らわしいのでこのあとは平曲)」に関連している。『犬王』の主人公・友魚もびわと同様,琵琶法師である。友魚の父は平家が沈めた草薙剣の引き上げを足利氏の手のものに頼まれ,友魚も同行する。その結果,剣の呪いで友魚の父は死ぬ。友魚も目が見えなくなり,後に琵琶法師となる。猿楽一座に生まれた犬王はまた別の呪いを受けて異形となっており,兄弟たちと同等に扱われなかった。犬王と友魚はともに死者の声を聞くことができ,平家の魂から新たな物語を,それまでにない形で演舞していく。『平家物語』のびわは滅ぶ平家の行く末を変えられない中で,平家の滅びを見,語り,祈る。ここでの「平曲」は敗者の鎮魂という形になる(この「平曲」の意義付けはこの作品特異ではないと思う)。『犬王』では足利義満が南北朝の合体を果たし,「平曲」も定本を作って統一させようとする。新たな平家の物語を演舞する犬王たちは新たな時代の勝者にいいようにされまいとする最後のあがきを象徴しており,『平家物語』におけるびわにとっての「平曲」とある種の共通性を感じる一方で,顛末からするとある種の無力感も感じる。……これ『平家物語』の寸評じゃなくて『犬王』の寸評じゃね?
薔薇王の葬列(2022冬・春)
https://www.youtube.com/watch?v=iiU4qanavsI
(あらすじ)15世紀のイングランドではヨーク家とランカスター家が王位を争った(バラ戦争)。ヨーク家の三男である主人公・リチャードは両性具有の体のために母から疎まれて育った。慕った父・ヨーク公はランカスター家との争いに敗れて死去する。リチャードは父の王位への望みを受け継いでヨーク家の王位を確たるものにしようとする意志と,自身の女性的要素との間で揺れ動き,苦悩する。
(寸評・紹介)歴史系の作品が続く。この辺にはあまり詳しくなくて,顛末はわかるけどランカスター家とヨーク家のどっちが何バラかわからない感じだった。あとはCiv5で騎乗取るとシェークスピア『リチャード3世』の"A horse! A horse! My kingdom for a horse!"が流れてきたり,EU4でヘンリ6世が0/0/0だったりくらい。その辺の歴史を知るきっかけになった。アニメとしては,ひたすらすれ違うリチャード周りの人間模様が描かれ,状況が悪化していくことになる。政治的な部分でも戦闘とかならまだよくて,裏切りとか暗殺とかバンバンあるのでまぁ暗いアニメ。面白いがメンタルが悪い時にはおすすめしないかも。あとはCV石田彰のリッチモンド伯(ヘンリ7世)がいい感じ。
時光代理人 -LINK CLICK-(2022冬)
https://www.youtube.com/watch?v=0NhDPvc08n0
(あらすじ)主人公のトキは写真の撮影者に憑依して写真の中に入り,過去に起きたことを調べたり,過去に干渉したりする能力を持つ。相棒のヒカルは写真が撮られてから12時間の出来事を把握し,また写真の中に入ったトキとコミュニケーションをとる能力を持つ。彼らは能力を活かせる様々な依頼を引き受ける。
(寸評・紹介)中国のアニメの吹替版。自分はアニメの期待感と実際見たときの感じの振れ幅が大きいと嬉しい質だが,これは1話段階での振れ幅が大きめだった。その後は手堅い感じのタイムリープ・サスペンスに収まったかなと思う。2期もやるそう(テレビじゃなくて配信でアニメ見るようになったのでフジテレビに中華アニメ枠ができたことを今知った。その枠でやるらしい。)なので気になった人は1話だけ見てみるといいかも。暗い話多め。2022冬のピックアップは暗めになっちゃった。
おにぱん!(2022春)
https://www.youtube.com/watch?v=BSY76Eyc6JQ
(あらすじ)鬼ヶ島から東京にやってきた3人のおにっ子,つつじ・ひまわり・つゆくさが鬼のイメージアップのため,望みの衣装に返信できる「おにぱん」も使って奮闘しつつ,人々と交流を重ねていく。
(寸評・紹介)おはスタ内で放送されていたアニメ。おはスタで月~金に放送される1週間分で1話になり,配信だと1話ずつ配信されていた。主人公たちの声優には中学生?が起用されていて最初は声怪しすぎて挫折しそうになったが意外とすぐ慣れた。ストーリーがめちゃ優れているという感じではないが,キャラがかわいいし短いので息抜きによいアニメ。
BIRDIE WING -Golf Girls' Story(2022春・2023春)
https://www.youtube.com/watch?v=EgmBeG0Yyl8
(あらすじ)ナフレスのスラムで暮らす天涯孤独の少女・イヴ。ある経緯から優れたゴルフの能力を身につけていたイヴは仲間の孤児のために賭けゴルフで生計を立てる日々を送る一方,賭けゴルフの勝負に物足りなさを感じていた。そんな折,日本から来た天才少女ゴルファー・葵と出会ったことでイヴの人生は大きく変わることになる。
(寸評・紹介)『機動戦士ガンダムOO』や『ガンダムビルドファイターズ』の黒田洋介がシリーズ構成を務めるバンナムのオリジナルアニメ。前1/3はイヴが賭けゴルフなどの「裏」の世界から「表」の世界に上がっていく話で,サブキャラクターもいきいきしてるし正直ここがこのアニメで一番面白いと思う。7話ラストの衝撃は今でも忘れられない。中盤1/3は日本の高校女子ゴルフ大会の話でイヴと葵の関係が深まる(?)。新キャラでイヴのキャディとなるイチナがいい味を出しているが,ストーリーはあまり盛り上がらない。こいつら強すぎるんだよ!これ以降ライバルたちはたくさん出てくるが使い捨て気味。伊勢芝九葉(CV新井里美)がもうちょっと見たかった。後ろ1/3はイヴと葵の生い立ちに関する話とそれぞれがプロになるための闘いを描いている。ここは面白いんだけども,イヴと葵の境遇が最終的に似た感じになってしまって対比が弱くなったのと,最終決戦が若干とっちらかってる感じがするのが……。8話までは自信を持っておすすめできる。あとソシャゲやるらしいよ。switchでもゲームが出ているがそちらは💩らしい。
連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ(2022夏)
https://www.youtube.com/watch?v=iybJp3xd2NI
(あらすじ)ネウロイという異形の存在が人類の脅威となっている世界。魔法力を持つ少女・ウィッチたちや軍の奮戦虚しくネウロイに欧州大陸の大半を席巻され,ブリタニアは海を挟んで人類とネウロイの闘いの最前線となっていた。ブリタニアの田舎からロンドンへとやってきた少女・ジニーは落ちこぼれウィッチのミラーシャ,いのりとの出会いで自身がウィッチの力を持つことを知る。その頃,元ウィッチであるグレイス少佐は歌によって戦時下に生きる人々を勇気づけたいと,ウィッチによる「航空魔法音楽隊」を結成しようとしていた。
(寸評・紹介)ワールドウィッチーズ(ストライクウィッチーズ)シリーズの新作。監督はシリーズ屈指の名エピソードであるSW1期6話,2期6話の脚本を務めた佐伯昭志。とはいえいままでの「戦うウィッチ」を描く路線とは全く異なるアイドルアニメであり,また放送前にメンバー(キャラの声優によるユニットが放送前から活動していた)交代が何度かあるなどシリーズを追ってきた自分はかなり不安視していた。しかし,蓋を開けてみればシリーズがいままで構築してきた世界観はうまく活用され,かつキャラクターの思いや悩みをしっかりと描いた素晴らしいアニメに仕上がっていた。単話でみればマナとマリアにフォーカスした6話が素晴らしい。続く7話は戦争の影響を受けた人々による厳しくも前を向いた生活が描写されており,正にこのアニメに求められていた話だと思う。あと古参サービス回でもあって泣いちゃった。しかし、ルミナスとしての真骨頂は何と言っても11話なので頑張って全話見てほしい。おすすめする上では,ちょっと演技に難がある声優がいるので気になるかもしれないが,まぁ慣れると思う。欲を言えばいままでシリーズで焦点の当てられてこなかった地域にももっと目を向けてほしかったが,これは1クールでまとめるには高望み。実際9話で描かれたリベリオン(アメリカ)はいままであまり描かれてこなかったのでありがたかった。また,シリーズを今まで追ってきていない人からも良い評価を得ていたようだったのが素直に嬉しかった。新規入ってこないとコンテンツ死んじゃうからね。声優ユニットは活動をしっかり続けているので続編に期待したい。ここでSWシリーズだけじゃなくてルミナスの続編も……と思えるなんて放送の前はほんとに予想してなかった。なお次のライブ向けにクラファンやるらしくコンテンツの死を危惧しています。
Extreme Hearts(2022夏)
https://www.youtube.com/watch?v=Ef_qONQxeBU
(あらすじ)機械の力でサポートされた「ハイパースポーツ」が人気の世界。歌手志望の高校生・陽和は事務所との契約を解除されるが,夢を諦めきれない。彼女が紹介されたのはハイパースポーツに勝つことでライブができる芸能人大会「Extreme Hearts」。スポーツは素人であるものの,陽和は自らの夢のため「Extreme Hearts」に挑む。
(寸評・紹介)スポーツものとアイドルもののかけあわせ。アイドルものでもスポーツものでもだいたい頭ひとつ抜けたキャラみたいのはいるが,このアニメでは陽和が歌がうまくてスポーツ素人,チームに入ってくるキャラクターがスポーツ上手くて歌は素人という感じ。双方の成長が描かれる。世界観の「ハイパースポーツ」はそこまで生かされていないようにも感じるが,人数差を埋めてくれるサポートロボットという存在が「徐々に仲間が増える」「様々なスポーツを扱う」という作劇を可能にしている。最終話のライブは感動もひとしお。スポーツものとアイドルもの,どちらかが好きなら見る価値があると思う。
KJファイル(2022夏・2023冬)
https://youtu.be/6u5A9L1UCm0?si=X7qgbwHzug-nHcjD
(あらすじ)世界各地に突如として怪獣が登場する世界。国連怪獣監視団の研究者による怪獣の生態に関する定例報告をお送りする。
(寸評・紹介)『闇芝居』スタッフによる怪獣をテーマとした短編アニメ。『闇芝居』ファン(通称:ヤミシバイバー)は見ておこう。「監視対象ナンバー……について……博士より報告」から始まり,初回接触の状況説明,怪獣の生態の説明(何故か歌),怪獣の弱点の説明(何故か子供の声)が恒例の紙芝居的アニメに載せてなされる。『世界の闇図鑑』(これは『闇芝居』のスピンオフ)的なものを期待してたらあっけにとられたよね。全体のストーリーはないしなんなら各話のストーリーもないのでスキマ時間にサクッと見てポカンとするのがいいかな。ちなみに『闇芝居』は次冬堂々の12クール目が放送予定。大人気アニメだってはっきりわかんだね。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-(2022秋)
https://www.youtube.com/watch?v=agdkkrbzGd0
(あらすじ)不器用な主人公・結愛せるふは高校生になったばかり。ある日,登校中に自転車を壊してしまうが先輩・矢差暮礼が助けてくれる。暮礼が部長を務めるDIY部は暮礼しか部員がおらず,存続の危機にあった。せるふはDIY部に入ることとなり,ものづくりに触れていく。
(寸評・紹介)日常系のオリジナルアニメ。ストーリーは12話で上手くまとまってるし,キャラの描写もいいし,映像も優れていると感じる。DIYにせるふたちが向き合う姿勢は「自分たちでどうするか決め・自分たちで制限する」もので様々な趣味の基本精神だと思う。2022年で万人におすすめするアニメを聞かれたらこれを答えると思う(ホントはルミナスをおすすめしたいけど,万人とは言えんかな)。
不徳のギルド(2022秋)
https://www.youtube.com/watch?v=U5yafwc1l1I
(あらすじ)主人公・キクルは街のギルドの若きエースだが,青春を取り戻そうと引退を考えていた。そんな折,ギルドの職員から新米の育成を依頼されるが,彼女たちはいずれも曲者ぞろいで……。
(寸評・紹介)少年誌タイプのエッチなアニメ。こういうのあんま見ないんだけど(予防線)ハナバタのキャラデザに惹かれて見たらテンポよいギャグアニメだった。ハナバタは設定も良くてフィーチャーした10話がお気に入り。あとOPが結構好き。まぁでもエッチなアニメだからそういうのに抵抗ない人向けではある。
シュガーアップル・フェアリーテイル(2023冬・夏)
https://www.youtube.com/watch?v=4bfaiGioJkM
(あらすじ)人間が妖精の羽を使って妖精を使役する世界。ここでは銀砂糖師とよばれる特別な砂糖菓子を作る職人がいた。銀砂糖師だった母の跡を継ぐべく,資格を得るための品評会に出ようとするアン。彼女は護衛のため,戦士妖精のシャル・フェン・シャルを買うが……。
(寸評・紹介)話の展開としてはだいたいアンに何かしらの試練が降り掛かって,それを周囲の人や妖精の支えもあって乗り越える,というのが続く。試練は男社会や,人間と妖精の関係に起因するものも多く,大まかな展開としてはテンプレチックなのかなと思う(あまり女性向けは分からないが)。冷たい感じからほだされていくシャルの態度も王道感あっていいよね。
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(2023冬)
https://www.youtube.com/watch?v=hVbjGNiaDuc
(あらすじ)大学受験を目前に両親と兄を失ったミツハは失意の只中にいた。そんな時,謎の存在から能力を授かり,異世界と元の世界を行き来できるようになる。彼女はその力を使い金貨8万枚を貯める目標を立てる。
(寸評・紹介)異世界で現実の製品とか現実の技術で無双するみたいな話はまぁありそうだけど,動機の不純度が高くない?場当たり的に使えそうなもの持ってきてる感がある。最終盤の他国からの侵攻に傭兵団つれてくるのがその極地。ただ,そういう(相対的に )優れた製品を前提としても,うまいこと人脈広げてるのがミツハ殿の真の能力なんじゃないかなと思う。有能な主人公じゃないし,そこから成長するって感じじゃなくても物語を作れているのはなんか面白いと感じた。2023秋にやってる『ポーション頼みで生き延びます!』は同作者の作品で巷ではよく主人公が比較されてるっぽい(より畜生認定されてる)ので見放題に入ったら見たい。
とんでもスキルで異世界放浪メシ(2023冬)
https://www.youtube.com/watch?v=uLezuU0GL6Q
(あらすじ)しがないサラリーマン・向田は突然異世界へと召喚される。同時に召喚された他の人々が有用なスキルを得ている中,彼の能力は「ネットスーパー」!?
(寸評・紹介)元の世界の商品で荒稼ぎする銭ゲバ女子の次は元の世界の家庭料理で魔物を従えるおっさん。まぁおっさんも荒稼ぎはする(しかも似たような商材で)けどね。いい感じのスローライフで肩の力を抜いて見れるし,かといって退屈にはならない程度だと思う。2期やるって聞いてびっくり。アニメ内に実在商品を登場させてたので広告効果が評価されたのかもしれない。
アリス・ギア・アイギス Expansion(2023春)
https://www.youtube.com/watch?v=j5oywhaFzQw
(あらすじ)人類が地球を離れて宇宙を彷徨し,機械生命体・ヴァイスの脅威にさらされた世界。ヴァイスに立ち向かうのはギアを動かす素質を持ったアクトレスと呼ばれる少女たちだった。アクトレス・比良坂夜露に憧れる主人公・高幡のどかは夜露の所属する成子坂製作所へ加入する。
(寸評・紹介)前述のソシャゲ『アリス・ギア・アイギス』のアニメ。主人公・のどかはアニメオリジナルのキャラクター。アニメストーリー自体も『 アリス・ギア・アイギス』のメインストーリーのアニメ化ではなく(作中時間的には当時公開されてたメインストーリーの後の扱いのはず)オリジナルストーリーになっている。『アリス・ギア・アイギス』はキャラ数の多いソシャゲだが,アニメでは夜露( メインストーリーの主人公)・シタラ・文嘉がレギュラーで,他のキャラ何人かが話ごとにゲストで出てくる感じ。最後の方だけのどか絡みで真面目な話に。自分はアニメの放送開始時『アリス・ギア・アイギス 』をまだやってなかったけど楽しく見れたので,ぜひ見ましょう。見てゲームの方やりたくなったらやってください。課金圧低め。招待コードは0356579219です。
逃走中 グレートミッション(2023春・夏・秋)
https://www.youtube.com/watch?v=ZLMMGI_8bT0
(あらすじ)クロノス社が送る一大エンターテイメント。サバイバルゲーム,逃走中!ハンターから逃げ切り,高額賞品を獲得せよ!
(寸評・紹介)人気バラエティ番組「逃走中」をベースにしたアニメ。舞台は階級社会味のある近未来の月面コロニーになっていて,「逃走中」自体は「ステージ」と呼ばれる特殊環境で行われる。ゲーム中にミッションがあったり,自首のシステムがあったりするのは本家と一緒。マーク・大喜多によるナレーションやCGで描かれるスーツにサングラスのハンターなどもeいつもの「逃走中」要素。ストーリーとしては下層民である主人公・颯也が病気の弟の治療費のため,逃走中に参加しようとするという導入。だが,今のところは社会がどうみたいな話は少なくて,ひたすら「逃走中」のゲームが描かれる。颯也の修行回ですらほぼ1回で終了である。肝心のゲームは怪獣と戦う最初のステージ・シブヤ,中ボスラッシュ的展開の第2ステージ・オワリが面白かった。第3ステージのロンドンはミステリ的展開をやろうとしているのにプラスして颯也の弟・ハルが参加して兄弟の話,また新しい能力の登場があってとっちらかってる感じ。今は第4ステージ・エジプトだが,目新しさがなくなりつつある。1年で終わりか継続か分からないが今後,世界観部分を活用してくれることに期待。
アンデッドガール・マーダーファルス(2023夏)
https://www.youtube.com/watch?v=BIkE0rTOsYk
(あらすじ)吸血鬼などの異形が存在する世界。首から下を謎の「教授」に奪われた不死の少女・輪堂鴉夜は自らの身体を取り戻すべく,同じ「教授」の実験で半人半鬼となった真打津軽やメイドの静句とともにヨーロッパへ向かう。一行は異形が関わる事件専門の探偵「鳥籠使い」として様々な事件を解決しつつ,敵の足跡を追う。
(寸評・紹介)第1話は退廃的な雰囲気を感じるけどどういうアニメかわかんねと思ってたら次から探偵物になった。黒髪ロングのミステリアスな女性がヒロインならミステリと相場は決まってるからね(?)。ミステリ面の評価は自分がよくわからないのでできないが,一行のテンポ良い掛け合いが面白かった。敵組織以外にも異形を敵視する別のライバル的組織も登場して,三つ巴的な展開になるのは後半の動きに複雑さを与えている。2期も期待枠。
Helck(2023夏・秋)
https://www.youtube.com/watch?v=4JchyXdAHZY
(あらすじ)人間と魔族が争う世界。勇者によって魔王の一人が倒され,魔族側では新たな魔王を決める競技会が開かれていた。そこに人間の勇者・ヘルクが参加し「人間を滅ぼそう」と語る。競技会の責任者・ヴァミリオは罠を疑うが……。
(寸評・紹介)第1クールが主にヴァミリオがヘルクに信頼を寄せたり,再び悩んだりする過程を描いていて,ヴァミリオ主人公だな~と思ってたら第2クールはめっちゃ長く尺使ってヘルクの過去編やってきて驚き。過去編終わったと思ったらヴァミリオ達以外の場面をそこそこやったのでちょっと消化不良気味かも。続編につながるエンドにするとこういう感じなのかもしれないけど。
でこぼこ魔女の親子事情(2023秋)
https://www.youtube.com/watch?v=6lBIb7Djcak
(あらすじ)森で暮らす魔女・アリッサは赤ん坊を拾い,育てる。16年後,娘・ビオラはすっかり育ち,アリッサがビオラの娘と間違えられるほどに……。でこぼこ魔女親子や周囲の人々が織りなすドタバタコメディ。
(寸評・紹介)OPは水樹奈々・EDはangelaのキングレコードアニメ。でこぼこ親子設定はそこまで出張ってこなくて,実態は謎の魔法生物アニメ。謎魔法生物枠のレギュラーはカスみたいなデザインのフェニックスだがもうこれだけで面白い。カスみたいなデザインなのにスネイプ先生の声で「定命の者」とか言ってる。魔法生物だけじゃなくて人型のキャラも面白いけど。あと何故か配信は地上波より先行してたらしい(お陰で書き終わっています )。
16bitセンセーション ANOTHER LAYER(2023秋)
放送未了なので気が向いたら加筆。最終回にかかってる感結構あるため。
おわり
感想見た直後に書いたほうがいいらしいですよ。一昨年の自分も言ってました。でもクール終わりとかで書くのもめんどくさい。
次の冬アニメは期待作多そうな分,上振れはあんま無いか……?
明日はりみっとさんの謎解き総括記事です。昨年同様気持ちよくなれてるかな?