論文タイトルのキャピタライゼーションルール
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論文の英語タイトルでは、適切に大文字と小文字を使い分ける必要がある。
使い分けのルールをキャピタライゼーションルール(Capitalization rules)という。
Capitalize = 大文字化する、の意味
パターン1:タイトルケース(Title case)
各単語の最初の文字を大文字とする。ただし細かいルールがある。後述。
例: An Efficient Routing Method for Range Queries in Skip Graph
パターン2:センテンスケース(Sentence case)
通常の英文と同様、文頭1文字と固有名詞の最初の文字のみを大文字とする
例: An efficient routing method for range queries in Skip Graph
パターン3:全部大文字
例: AN EFFICIENT ROUTING METHOD FOR RANGE QUERIES IN SKIP GRAPH
論文を発行する学会や出版社によって、細かいルールは異なる。
一般的なタイトルケースの場合、以下の手順で適切なタイトルを作ることができる。
1. 全単語の頭文字を大文字にする
2. 大文字のうち、以下に該当するものを小文字に直す
文頭以外の冠詞(a, an, the)
文頭以外の、4文字以下の等位接続詞(and, as, but, for, if, when等)
文頭以外の、4文字以下の前置詞(at, by, for, from, in, with等)
入力した英文をキャピタライズしてくれるツールもある。
ただし、固有名詞など一部うまくいかない場合もあるので注意。