VSCode
プログラミング向けに設計されており、拡張機能を追加することでIDE (統合開発環境) として利用できる。
インストール
Windowsの場合、Microsoft Storeからインストールできる。
初期設定
とりあえず入れておくと便利な拡張機能
Japanese Language Pack:表示を日本語化
PrintCode:印刷機能を追加できる(標準では印刷機能が無い)
コマンドパレットからprintcodeと打てば印刷できる(ブラウザで印刷画面が開く)
その他のおすすめ拡張機能
Shell launcher:複数種類のターミナルを切り替えて使える(標準では1種類しか設定できない)
コマンドパレットからshell launcherと入力するとターミナルの候補が出てきて、使いたいものを選べる
全角スペースが強調表示されて邪魔な場合、設定の
Editor > Unicode Highlight: Invisible Characters
をOFFにする。
Javaプログラミング
1. 事前にPCにJDKをインストールしておく。
VSCodeは、デフォルトではWindowsの環境変数 %JAVA_HOME% に設定されているJDKを利用する(らしい)。
2. VSCodeに拡張機能「Extension Pack for Java」を入れる。
ソースコードの整形ルールを設定しておくと良い。(参考記事) 以下の拡張機能は、必要に応じて追加すると良い。
Gradle for Java:Gradle使わない場合は不要
Javadoc Tools:JavaDocを書かない場合は不要
コマンドパレットから、Javadoc用コメントの自動生成ができる。
JavaプログラムをVSCode上で開く方法
パターン1:Javaプロジェクトを作成する。あるいは、既存のJavaプロジェクトフォルダを開く。
方法
新たに作成するには、コマンドパレットで Java: Create Java Project を選択
既存プロジェクトを開くには、「ファイル」メニューの「フォルダーを開く」を選択
javaファイルは、srcフォルダ内に置く。
パターン2:Javaファイルが含まれるフォルダを開く(Javaプロジェクトではない、普通のフォルダ)
方法:「ファイル」メニューの「フォルダーを開く」を選択
VSCodeが備えているJava開発の機能は、ひととおり使うことができる(コード整形等)
クラスパスにライブラリ(jarファイル)を追加することもできるが、フォルダを閉じるとその紐づけ情報(クラスパス)は消える
つまり、Javaプロジェクトとしての情報が保存されない。一時的なJavaプロジェクトという感じ。
クラスファイルは %APPDATA%\Code\User\workspaceStorage 配下のフォルダに出力される。
パターン3:単体Javaファイルを開く
方法:「ファイル」メニューの「ファイルを開く」を選択。
VSCodeが備えているJava開発の機能は、ほぼ使えない
VSCode上での実行・コード整形・コンパイルエラー検出等ができない
シンタックスハイライトと簡単なコード補完はできる
ショートカット
コード整形:Shift + Alt + F
コメントアウト:Ctrl + /
外部ライブラリ(jarファイル)の利用
Javaプロジェクトのlibフォルダにjarファイルを置けば、使えるようになる。
libフォルダはデフォルトで参照されるようになっている。
libフォルダ外のjarファイルを使いたい場合
VSCode左側のエクスプローラに表示されている「JAVA PROJECTS」を展開し、「Referenced Libraries」にカーソルを合わせると「+」ボタンが出てくるので、押す。
jarファイルを選ぶ