「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
https://scrapbox.io/files/68d6b726fdff5bc6ac61c9b8.png
あとがき曰く初めて意識していることを言語化したらしい
いままでやってないのもすげえよ
説明の定義
自分の頭の中にある情報を相手の頭の中に頑張ってコピーする行為
「話し手による加工」と「聞き手による解釈」が噛み合う必要がある
加工の時点で解釈され方を想像しないといけないので激ムズ化する
理解の解釈
2値ではなくスペクトラムに捉えたほうが正確
わわわは理解度を0%→30%にするサイト
中上級者には「内容が薄くて使えない」と判断されるがそれでよい
「難しくて分からないよ……」を避けるために相手の理解度を10%低く見積もる
高く見積もってしまうと話が聞いてもらえなくなる
説明は聞かれないと無価値になる
良い説明の定義
伝わる情報の量が多い
伝わる情報の質が高い
聞き手の負担が少ない
これを最優先する
「こんなに多くの情報が伝わっているのに、こんなに聞き手の負担が少ないの!?」
おもしろい
説明の通販番組じゃん
聞き手に楽をさせるために考えられること
専門用語を使うか使わないか
おれは使わない
結論から話すか順を追うか
人に合わせて変える
背景も含めるか単刀直入にいくか
状況に合わせて変える
内容
濃度を意識する
タイミング
朝、昼、夜、食後、いつも起きてそうなタイミング、表情、さっきまでの様子
伝え方
ですます、ジョーク、理解を示す、遠慮しない、ツッコむ
良い説明を学びたくてこの本を買ったのだが、けっこうおれが既に捉えている説明の本質と似てた
その本質はこの本では「おもてなしの視点」と称される
おもてなしの視点は、
相手を見る
相手の目線で考える
で説明される
これはおれもやっている
父と母と妹で説明の仕方を変えている
会社でも相手によって語彙を変えている
意識高い系の人には意識高い系の語彙を使う
プログラマにはプログラマの語彙を使う
親世代には親世代の語彙を使う
人が良いから成立している能力だと思う
しかし、説明に伴う「人の良さ」を回避する方法に関しても説明されていてすごいと思った
相手を敵と思え
敵を倒すために心理を読んで分析しろ
これで納得できる人はこれで読み替えていいよ
説明上手すぎだろ……
同じことの説明にまったくギャクのパターンを用意できるのマジですごいと思う
聞いてもらうことについて
「聞いたほうが得」か「聞かないと損する」と思わせるってもらう
これを聞くと自分の目的が達成できそうだと思ってもらう
相手の最終目的を正しく捉えなければいけない
たとえば、わかりやすい説明がしたいではなく、わかりやすい説明で儲けたい、など
第一印象で「聞いても無駄だな」と思わせない
どのような印象が効果的かは、誰に説明するかによって変わります。
激しく同意
これを直感できている人は説明がうまいと思う
あと普通に嫌われない
「知らないのが当然」という空気を演出する
「なんか偉そうだな」と思われない
嫌われない
音楽の人って音楽のことを知っていて当然という話し方をしてくる傾向があると思う
おれもかな?
中級者からは「ゴミ」や「クソ」と評価されることが少なくありません。
これ冷静すぎて笑ってしまう
もしかしたら親しみやすさを優先した結果、相手から見くびられるかもしれません。別に良いではありませんか。
カッコ良すぎる
「ナメられてから知識で殴れ」と言っている