CIDER 0.17.0(Andalucía)リリース
CIDERの0.17.0がリリースされたので、簡単にどんな機能が入ったのかおおまかにおさえておく。そのため、すべての変更に言及しているわけではなく、めぼしいところだけピックアップしている(ユーザーに比較的影響のあるもの) 元を読みたい人はこっち。
TL;DR
ClojureScriptとの連携がより強くなった…気がする
機能追加
REPL上で画像を表示できるようになった
https://user-images.githubusercontent.com/704767/37860629-85c7fa22-2ee6-11e8-9094-df398c82c3c2.png
詳しくみてないけど、Javaの画像系のオブジェクト/画像ぽいURIオブジェクトなら表示できる?
テストの結果でコケているもののdiffが見れるようになった
https://user-images.githubusercontent.com/1624090/35189597-c0b3fc18-fe02-11e7-959e-5c6b6e8c4b39.png
こっちは結果バッファでcider-test-ediffがもうちょい良い感じになるよって話
このあたり解決方法がだいぶあれな気がするから、あまりあてにしない方が良さそう
例外時にJavaのコードにジャンプできるようになった(設定がある場合のみ)
設定方法↓
cider-connect-clojurescript
*print-level*, *print-length*をEmacs Lispで設定できるようになった
cider-repl-print-level, cider-repl-print-length
こんなときどうする?がEmacs上から逆引きできるように
cider-cheatsheet コマンド
nREPLサーバーのアウトプットをREPLに出力するかどうかを選択できるようになった
CIDERからのテスト実行時に lein test で利用できるセレクタが利用できるようになった(らしい)
ただ、動いている気がしないので謎
バグ修正
定義ジャンプがリモートでの cider-jack-in や cider-connect でも動くように?
要検証
変更
cider-doc にclojure.specの定義が表示されるように
.cljxのサポートが廃止
See also が1.9に対応
cider-jack-in-clojurescript を実行時に環境を尋ねるように
nashorn, nodeなど
inspectorが少し使い易くなった
Rhinoがサポートから外れてNashornに