必要証拠金とは
必要証拠金とは
まず証拠金とは、担保のようなものです。
その中でも「必要証拠金」とは、通貨を購入するためにその取引額に比例して最低限必要となる預けるお金のことです。
FXでは少額の証拠金=資金をもとにレバレッジ効果を利用することにより、実際の資金(証拠金)より大きな金額で運用を行うことが可能です。
この必要証拠金は、それぞれのFXの会社ごとに異なり、それぞれの通貨、会社で決められています。
私が使用している楽天では下記のようになっています。
https://gyazo.com/d1c77e22660694401ff22101db15f86f
https://gyazo.com/f112c752ae17ef24b0200c3a5969d447
例えば、ドル/円をみると、必要証拠金が4280円になっています。
これは、ドル/円を1000通貨運用するためには、最低でも、楽天FXの口座に4280円以上の純資産が必要になるということです。
ドル円を20000通貨運用したいとすると、
4280円×20000/1000 = 85600円が楽天FXの口座に純資産が必要だということです。
例えば、ユーロ/円をみると、必要証拠金が4891円になっています。
これは、ユーロ/円を1000通貨運用するためには、最低でも楽天FXの口座に4891円以上の純資産が必要になるということです。
そして、この必要証拠金は、ロストカット金額を決めるうえで、非常に重要になります。
必要証拠金は下記計算で求められます。
必要証拠金 = 取引数量の最低単位 × 現在のビッドとアスクの中心値 × 証拠金率 × 取引数量 ÷ 1,000(小数点以下切り上げ)
現在のビッドとアスクの中心値:今現在の購入する場合の金額と売る場合の中心の金額
https://gyazo.com/9876d55501fb1466d4375ae319f759c1
の場合
106.7615円が現在のビッドとアスクの中心値となります。
証拠金率は、それぞれの会社によって定められており、楽天では、レバレッジコースによって変わります。
https://gyazo.com/9aee5c00adfebb64003cb9b423e314f4
証券会社のページを見れば書いてあるため、自分で計算する必要はありません。
ただ、レバレッジのコース、現在の通貨の値段によって変動することは覚えておきましょう。
純資産については、純資産とはをご覧ください。
ロストカットについては、ロストカットとはをご覧ください。