割込み
割り込み意味
table:割り込みの用語
名前 説明
TI1FP1 外部からのトリガー信号を入力するためのピン
TI2FP2 外部からのトリガー信号を入力するためのピン
詳細:
TI1FP1
TI1FP1は、STM32マイクロコントローラーのタイマー機能で、内部または外部クロック源からの信号をキャプチャして、それを計測、分析、または他の処理に使用することができます。具体的には、タイマーのキャプチャ機能を使用して、入力パルスの幅や周波数を計測することができます。
TI1FP1は、タイマーのインプットキャプチャ1機能を使用するためのトリガーソースの1つであり、TI1FP1ピンに接続された信号をトリガーとして使用します。TI1FP1ピンは、STM32マイクロコントローラーのピンアサインによって異なりますが、通常はPA8またはPB13にマップされています。
TI1FP1トリガーソースを使用するには、タイマーの設定で「Capture/Compare」を選択し、「Input Capture 1」を有効にし、トリガーソースとして「TI1FP1」を選択する必要があります。その後、タイマーの割り込みやDMA転送を使用して、計測データを取得することができます。
TI2FP2:
具体的には、TIMx_CH2ピンに入力された信号をキャプチャするときに、TI2FP2を選択することで、
TIMx_CH2ピンに入力されるクロック信号をTI2FP2ピンから供給することができます。
TI2FP2ピンは、一般的に外部からのクロック信号をTIMx_CH2ピンに供給するために使用されます。
例えば、エンコーダーの出力信号をTIMx_CH2ピンに接続し、TI2FP2ピンにエンコーダーのクロック信号を供給することで、
エンコーダーからの回転情報をキャプチャできます。
なお、TI2FP2ピンが存在するのは、STM32F103マイコンの一部のタイマーでのみです。
他のマイコンにおいては、同様の機能を実現するための別のピンが用意されている場合があります。
TI1FP1とTI2FP2の違い
TI1FP1とTI2FP2は、STM32マイコンのタイマー割り込み機能において、外部からのトリガー信号を入力するためのピンの名称です。
TI1FP1は、タイマーの1つ目の入力キャプチャ/コンペア機能に対応するピンであり、TI2FP2は2つ目の入力キャプチャ/コンペア機能に対応するピンです。
具体的には、タイマーのキャプチャ/コンペアモードを使用する場合には、外部からのトリガー信号をこれらのピンに接続し、タイマー割り込みのトリガーとして使用することができます。TI1FP1とTI2FP2は、それぞれ異なる入力キャプチャ/コンペア機能に対応しているため、適切に選択する必要があります。