アンデット小説
影者さんとユニゾンビ
「おーい、ユニゾンビさん出てきておくれ」
「どうしたんだい、影者さん」
「まーた、ユニゾンビさんを呼んで来てほしいらしくてねぇ。どうやら、ブルームくんを墓地に落して欲しいらしいよ。」
「ひぃー、またかいな。ウチのご主人はゾンビ使いが粗くていけねえや。 今月何度目だっけ。」
「かれこれ10回以上は使われてるねぇ。 私も、墓地にいったり、呼び戻されたり忙しいよ。今回は、もう出番なさそうだけどねぇ。」
「いやいや、まだわからないよ。メズキさんが墓地に落ちてないからって油断してると、いきなり呼ばれるからね。」
「へいへい、まあー、お茶でもすすりながら墓地で待ってるとしますか。ということで、ユニゾンビさんいってらっしゃい。」
「はーい。行ってくるぜい」
ユニゾンビは、多くの紙を超え、フィールドに出かけて行った。
バンシーちゃんとブルームくん
「ひぇー、また墓地に送られるー」
「まってて、ブルームくん! 今すぐアンデットワールドを用意するから」
「バンシーちゃん!! ありがとう。このままだと、ご主人様に怒られる所だったよ」
「今どきは、エルドリッチさんも居るし、アンデットワールド無くても、いい仕事出来るでしょ」
「いやー、やっぱり、アンデットワールドからのドーハスーラさんの方が良いみたいよ。
エルドリッチさんは、呼ぶ手段沢山あるしさ」
「まあ、ねえ。 エルドリッチさんが出てから、私たちの出番減っちゃったもんね」
「バンシーちゃんと一緒だったら、なんでもいいけどねー」