extern

extern宣言：

他ファイルからのアクセスを可能とするための宣言。

外部のファイルに変数が定義されていますよということ。

※「extern」を付けた変数定義は「定義」ではなく「宣言」という扱い

変数がメモリに実体化されない。

extern宣言に初期化をすると、エラーになる。

例：extern int gNumber=0; //これだとエラーになる。

例：

下記 sub.cで作成されているgNumberというグローバル変数をmain.cで使用したい場合、

extern int gNumber;　を入れる事により、main.cで使用可能となる。

code:c

//main.cファイル

//ファイルのインクルード

extern int gNumber; // extern宣言

//メイン処理

int main(void)

{

func(); //func関数の実行

printf("gNumber : %d\n", gNumber); //gNumberの数値を表示 (gNumber：200)

return 0;

}

code:c

//sub.cファイル

int gNumber = 100; // グローバル変数

void func(void)

{

gNumber += 100; //gNumberに100追加

}

これが、下記のように、extern宣言していないとエラーになる。

code:c

//main.cファイル

//ファイルのインクルード

//extern int gNumber; // extern宣言

//メイン処理

int main(void)

{

func(); //func関数の実行

printf("gNumber : %d\n", gNumber); //gNumberの数値を表示 (gNumber：200)

return 0;

}

code:c

//sub.cファイル

int gNumber = 100; // グローバル変数

void func(void)

{

gNumber += 100; //gNumberに100追加

}

sub.cのグローバル変数をmain.cで使用しなければ、エラーには、ならない。

code:c

//main.cファイル

//ファイルのインクルード

//extern int gNumber; // extern宣言

//メイン処理

int main(void)

{

func(); //func関数の実行

return 0;

}

code:c

//sub.cファイル

int gNumber = 100; // グローバル変数

void func(void)

{

gNumber += 100; //gNumberに100追加

printf("gNumber : %d\n", gNumber); //gNumberの数値を表示 (gNumber：200);

}

上記プログラムでは、.cファイルにextern宣言を書いてあるが、本来なら、ヘッダファイル(.hファイル)に書く。

ただ、グローバル変数は、開発上意図しない変更が起こってしまうため、グローバル変数に、extern宣言を使うことは殆どない。

また、現在のC言語では、extern宣言しなくても、問題なく使用できる。

ヘッダファイルを使用したextern宣言

code:c

//main.cファイル

int main(void)

{

func();

printf("gNumber : %d\n", gNumber);

return 0;

}

code:c

//sub.cファイル

int gNumber = 100; // グローバル変数

void func(void)

{

gNumber += 100;

}

code:c

//sub.hファイル

extern int gNumber; // extern宣言

関数：

確認：

複数