STM32CubeIDE使い方メモ
UM2609
https://www.st.com/resource/ja/user_manual/um2609-stm32cubeide-user-guide-stmicroelectronics.pdf
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• [Breakpoints]ビューには、現在のブレークポイントが表示されます。リスト内のブレークポイントの有効 / 無効を切り
換えることができます。[Breakpoints]ビューにはツールバーもあり、ブレークポイントを削除したり、Skip All
Breakpoints アイコンを 1 回クリックするだけで、ブレークポイントをスキップしたりすることが可能です。
• [Expressions]ビューは、式の追加や表示に使用します。式としては、単一のグローバル変数、構造体、または何らか
の変数の計算式を使用できます。値が更新されるのは、プログラムが停止したときだけです。変数名を入力する代わり
に、[Editor]ビューでグローバル変数を選択し、[Expressions]ビューまでドラッグすることも可能です。
• [Registers]ビューには、デバッグ対象のデバイスの現在の値が表示されます。値が更新されるのは、プログラムが停
止したときだけです。
• [Live Expressions]ビューには、サンプリングされた式の値が、プログラム実行中に定期的に更新されながら表示さ
れます。(Index*4+Offset) のように自動的に評価される数式を作成することも可能です。[Live Expressions]ビ
ューを更新するには、デバッグ設定でライブ式を有効化しておく必要があります。詳細については、セクション
3.6.1 [Live Expressions]ビューを参照してください。
• [SFRs]ビューには、デバッグ対象のデバイスの特殊機能レジスタ(SFR)が表示されます。詳細については、セクショ
ン 5 特殊機能レジスタ(SFR)を参照してください。
• [Console]ビューは、各種コンソールの出力です。デフォルトでは、GDB サーバ ログのコンソール出力が表示されま
す。
レジスタの確認(SFRs)ビューの使用(UM2609 5.2 SFRsビューの使用方法より)
[SFRs]ビューには、プロジェクトで使用されている STM32 デバイスのペリフェラル、レジスタ、ビット・フィールドに関する情報が含まれます。プロジェクトをデバッグする場合、レジスタやビット・フィールドにはターゲットから読み出された値が設定されます。
確認方法
クイックアクセスにSFRsと入力
SFRs(デバック)をクリックして選択。
レジスタ画面が表示される。
参照したいレジスタの名前をクリックすると、その時のレジスタの内容が見ることが出来る。
https://gyazo.com/5671576b4aadfc13ddc95988176c162a
https://gyazo.com/fe747989d643a233abc0680745aec1ee
https://gyazo.com/adb9ae28e71e48fae702e3d2a3b26afb
https://gyazo.com/09aff0271782ce6d97c08397542c933b
[SFRs]ビュー下部には、選択した行に関する詳細情報が表示されます。
Access permission には、次のような詳細情報が含まれます。
• RO(読出し専用)
• WO(書込み専用)
• RW(読出し / 書込み)
• W1(1 回書込み)
• RW1(読出し /1 回書込み)
[Read action] には、レジスタまたはビット・フィールドの読出し時に読出し動作が存在する場合にのみ、次の情報が表示
されます。
• clear
• set
• modify
• modifyExternal
ツールバーの RD ボタンは、選択したレジスタの強制読出しに使用します。
この機能は、レジスタまたはレジスタ内の一部ビット・フィールドに SVD ファイルで ReadAction 属性が設定されていても、レジスタを読み出します。
RD ボタンをクリックしてレジスタを読み出すと、ビューに表示されている他のレジスタもすべて再読み出しされ、すべてのレジスタの最新の状態が反映されます。
基数フォーマット・ボタン(X16、X10、X2)は、レジスタ表示の基数を変更するときに使用します。
Configure SVD settings ボタンは、現在のプロジェクトの[CMSIS-SVD Settings]プロパティ・パネルを開きます。
Pin ボタン(「自動切り換えなし」オプション)を使用すると、[Project Explorer]ビューが他のプロジェクトに切り換わっても、
現在表示されている SVD ファイルに対するフォーカスを維持します。