CubeIDEにVimを追加
参考資料:https://wiki.ekesete.net/index.php?stm32
https://www.perplexity.ai/search/vimtohahe-tesuka-rv3sVQ19Qy.vQhc8tN4tVA
Vim追加の利点
CubeIDEにVimを追加すると、以下のような利点があります:
効率的な編集: Vimのキーバインドを使用することで、マウスを使わずに素早くテキスト編集ができるようになります。
カスタマイズ性: Vimの設定ファイル(.vimrc)を使って、エディタの動作をユーザーの好みに合わせて細かくカスタマイズできます。
生産性の向上: Vimのモード切替や豊富なコマンドを活用することで、コーディングの生産性が向上します。
軽量で高速: Vimは軽量で動作が速いため、CubeIDEの動作を重くすることなく使用できます。
プラグイン拡張: Vimのプラグインシステムを利用して、CubeIDEの機能を拡張できる可能性があります。
一貫した操作感: サーバー環境など、GUIが使えない場面でもVimの操作感を維持できます。
学習曲線の克服: Vimの操作に慣れることで、他の開発環境でも同様の操作感を得られ、長期的な生産性向上につながります。
テキスト操作の柔軟性: Vimの高度なテキスト操作機能を使用することで、複雑なコード編集も効率的に行えます。
CubeIDEにVimを追加した場合の具体的な使用例をいくつか紹介します:
高速なカーソル移動:
hjkl キーを使って素早くカーソルを移動できます。
w で単語単位、} で段落単位で移動できます。
/検索語 で特定の文字列にジャンプできます。
効率的なテキスト編集:
dd で行を削除、yy で行をコピー、p で貼り付けができます。
ci" でダブルクォート内のテキストを変更できます。
. で直前の編集操作を繰り返せます。
マクロ機能:
qa でマクロの記録を開始し、q で終了、@a で再生できます。
複雑な編集操作を一連の動作として記録し、繰り返し適用できます。
分割ウィンドウ:
:sp や :vsp でウィンドウを分割し、複数のファイルを同時に編集できます。
Ctrl-w と方向キーでウィンドウ間を移動できます。
カスタムキーマッピング:
.vimrc ファイルで map コマンドを使い、頻繁に使う操作をショートカットキーに割り当てられます。
プラグイン統合:
NERDTreeプラグインを使用してファイルツリーを表示し、プロジェクト構造を簡単に把握できます。
ctags と連携して、関数やクラスの定義にジャンプできます。
コード折りたたみ:
zf でコードブロックを折りたたみ、zo で展開できます。
これらの機能を活用することで、CubeIDEでのコーディング効率が大幅に向上し、より快適な開発環境を実現できます。ただし、これらの操作に慣れるまでには練習が必要です。
table:vim
カテゴリ コマンド 説明
モードの切り替え ノーマルモード デフォルトのモードで、コマンドを入力する
挿入モード iキーを押して入り、テキストを入力する
ビジュアルモード vキーを押して入り、テキストを選択する
基本的な移動 h 左へ移動
j 下へ移動
k 上へ移動
l 右へ移動
w 次の単語へ
b 前の単語へ
編集操作 x カーソル位置の文字を削除
dd 行を削除
yy 行をコピー
p カーソル位置の後ろに貼り付け
ファイル操作 :w 保存
:q 終了
:wq または ZZ 保存して終了
検索 /検索語 前方検索
?検索語 後方検索
n 次の検索結果へ
N 前の検索結果へ
その他の便利な操作 u 元に戻す
Ctrl + r やり直し
:sp 画面を水平分割
:vsp 画面を垂直分割