OBJ Reader
概要
Respectrum93氏(93氏)の製作したobjファイル(カスタムオブジェクトではなくWavefrontのほうです)を読み込めるようにするスクリプトです。
導入方法
1.本人のTwitterに移動してAviUtl用の何か置き場の次のリンクをクリックします。
2.OBJ Reader.zipを探し、クリックします。
3.右上のダウンロードをクリックし、直接ダウンロードをクリックします。
4.ダウンロードした中身にあるファイルをscriptフォルダに入れます。
使い方
基本的にはobjファイル読込 でobjファイルを読み込み、描画でobjファイルを読み込みます。
objファイル読込 :objファイルを読み込みます。
ID : 現在の選択しているIDです。このIDへ読込、消去が行われます。
削除/読込 : -2で全て消去、-1で選択しているIDの部分を消去、0で何もしない、1と2でobjファイルを読み込みます。(2はすでにあっても上書きされます)
face反転 : 読み込んだ際の法線が反転します。AviUtl側での裏面を表示しないにチェックを入れると効果が分かります。
info : 読み込んでいるobjファイルのデータが表示されます。1で現在のID、2で読み込まれたobjファイルの一覧です。
vertices(v) : 頂点数
faces (f) : ポリゴンの数
参照の部分で読み込むobjファイルが指定できます。
描画: 読み込まれたobjファイルを描画します。
ID : 読み込むIDを選択します。0で読み込まれていなくても立方体を読み込み、描画します。
Scale : 描画する際の大きさを指定します。
Prog : 線と面の描画の進捗です。100と-100で完全に描画されます。0で描画されません。
random : 頂点がランダムに移動します。+で完全なランダム、-でフラクタルノイズを使用します。
モデルリストの表示 : 現在読み込んだモデルの一覧が表示されます。頂点数も表示されます。
ダイアログ
scale :サイズの倍率を設定できます。ただしテーブルです。( {x,y,z} )
点図形 :頂点の描画に使用される図形の形を変更できます。背景を呼んでも普通に動きます。(四角形になります)
└サイズ :点の大きさを変更できます。
└色 :点の色が変更できます。
Texture(-2/2) :テクスチャの表示です。-2と-1で法線、0で単色のポリゴン、1でかけているオブジェクトの画像、2で同じディレクトリにあるモデルと同名の画像を張るようです。
└不透明度 :テクスチャの不透明度です。
└色 :Textureが0の際の色を指定できます。
線幅 :描画される線の幅が指定できます。
└不透明度 :線の不透明度です。
└色 :描画される線の色です。
noiseScale :randomがマイナスの際に使われるフラクタルノイズのサイズです。値が大きいと細かくなります。
shuffle :Progの順番がでたらめになります。
delay :Progのフェードの長さです。
エラーで描画されない、もしくはうまく描画されない場合
変に描画(一部のポリゴンが欠けている)される場合:
Nポリゴンという4以上のポリゴンを持つ(4つでも平面ではない)ポリゴンを含んでいる可能性があります。
モデリングツール側で三角面に分割して出力することでちゃんと描画されるようになります。
Blenderでモデリングし、出力したファイルが読み込めない場合(出力時の設定を変えて直る可能性があるかもしれません):
ダイアログのTexture(-2/2)の部分を0以下にすることで読み込めるようになります。ただしこの場合、ポリゴンの色がダイアログから指定したもののみになりますので注意してください。