Maybe/Option

もっともよく知られているモナドな型

code:maybe.hs

data Maybe a = Just a | Nothing

code:option.rs

enum Option<T> {

Some(T),

None,

}

型引数を1つ取る型で、型引数の値があるか、もしくはないということを表す

functor(型クラス)であり、mapはJustだったら関数を適用し、Nothingだったら何もしない

モナドであり、bindは受け取った関数の返り値がJustだった場合それを返し、NothingだったらNothing

もとの値に加えて無効を表す値を1つ(Nothing)扱うという性質はnull安全の話にも現れてくる

Maybeを返す関数は失敗するかもしれない関数である

たとえば整数の除算は理想論としては除数に0が来るときNothingを返すべき

浮動小数点数ではIEEE754でInfinityやNaNを返すようになっている