「LANDMARK/ランドマーク」プロジェクトとは
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ままごと × 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
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穂の国とよはし芸術劇場PLATは、2020年の現在、万全の状態で舞台芸術の公演をお届けできない今できること、そして今だからこそ感じ取れる演劇の形を、近年小豆島や劇場など公共空間で“その時、その場所で、その人たちとしかできない演劇”を次々と発信し続けてきた「ままごと」と共に「LANDMARK/ランドマーク」プロジェクトとして発信します。
劇場に対する思いや希望、未来を演劇の形にのせて、PLATが位置する愛知県豊橋市から遠く離れた島々に住む方まで届くようなプロジェクトを目指します。
これは劇場をランドマーク=目印にして再会を生み出すプロジェクトです。
劇場と、演劇と、観客が、かつてのように会えない日々がありました。
それぞれが離れ、見えなくなってしまったような、そんな時期がありました。
しかし、これまでもどこかの誰かに、会えない距離が、見失うときが、きっとあったことを想像します。
それは、いつでも 誰にでも、訪れるかもしれないことをわたしたちはすでに知っています。
だから、わたしたちは、今、また別の再会を提案します。
ランドマークは目印です。進んだり、待ち合わせたり、立ち戻るための目印です。
劇場はランドマークでした。地域の、表現の、観客の、訪れたことがない人にとっても、
ランドマークとして存在していました。
わたしたちはあらためて劇場をそれぞれの場所からでも見えるランドマークにします。
ままごとは、本プロジェクトでいくつかの作品を発表し、様々な角度から劇場を指し示します。
過去や未来の作品、劇場にまつわる人々、劇場そのものがその題材となります。
現在、劇場から届く手紙や未来へ送るタイムカプセルなどを計画中です。
遠く向こう、それぞれが、それぞれの場所で、ランドマークを眺めて、想い、再会する。
そんなプロジェクトにできればと思います。
ままごと
柴幸男