自分で始めたスクラムを自分で終わらせた
2021年5月(詳細な日付はあとで調べる)に自分で始めたスクラムを2023-06-22に終わらせた。日記では触れてなかった様子。 イテレーション数(2週間で1スプリント)だと100ちょっとかな。ツールが様々遷移していて正確な数字はちょっとわからない。元々は超短期間でWebサービス立ち上げるぞみたいなやつで、最初は本当に素朴に会社のホワイトボードをカンバンとして始めて始めた。
このトークでは話してなかった気がするけど、めちゃくちゃ短い実装期間でも無理なく各位が安心安全にいきいきとソフトウェア開発ができるようにと思って一念発起して始めたスクラムだった。
スクラム自体は10年ぐらいやってきていて、スクラムマスターとしての帽子を被ったのは今回が初めてだったような気はする。なんとなくスクラムイベントの進行をやっていたのも含めるともう少し多い気がするけど、スクラムガイドの定義されているスクラムマスターかと言われると違う
この業界に入ったのが2010年で2011年末あたりに関わったプロジェクトが受託開発だけどアジャイル開発をやっていくんだ!みたいなプロジェクトでそこが始めてのアジャイルの実践会場だった。RubyKaigi 2011で買ったアジャイルサムライを片手に「すごい!本に書いてあるやつだ!」みたいな体験が毎日あった。 それまでやっていたウォーターフォール開発でひどい目にあうよりも、イテレーティブに開発ができるアジャイル開発は開発に伴う痛みがマシで(無くは無い)今の自分を形成しているなと思う。
自分のソフトウェア開発の中ではスクラムありきみたいなところがあって、色々な現場でスクラムを経験してきてその中で徐々にスクラムの守破離をやっていくことになる。2021年のスクラムではkakutaniさんに途中からコーチングをしてもらってありがたかった。 自分で終わらせるといいつつも最後のスクラムイベントは普通にやった。最後だからどうってこともなく淡々とやることやって終わりにした。書くとすごい素朴だけど、2年続けたスクラムを自分でおしまいにするのは始めてだったし、思うこともあるかなとか思ったけど案外そんなことはないんだなぁと今更ながらに思い返す。
スクラムが自分にとってそこまで特別なものではないからなんだろうなぁ。めちゃくちゃしんどい時期もあったけど2年間休まずに続けられたのが自分にとっては特別なことかもしれない。日々の積み重ねがあるのだよなぁ。