2025-03-18
毎週月曜日に会社でモブプロをやっていて 昨日はCursorを主体にやってみるという回だった。お題に沿ってドライバーがCursorに指示を出しながらお題の課題を解決していくという流れ。構造的にモブ -> ドライバー -> Cursor という風になっていてなんか新鮮だった 課題の設定の仕方と、既存のテストやリンターをしっかり準備していれば特に詰まることなくできるなぁというのがチーム内での見解となった。
雑談的に話したことをメモっておくと
ユーザーに機能を提供するタイプのサービス開発においては、利用者が人間である以上は利用者の課題を解決し続ける必要があり、そこを繋ぐための開発は人間がAIの力を借りてソフトウェアを開発することになりそう
逆にいうと終端の利用者もAIになればそこはAPI通信と変わらなくなるのでAI同士でいい感じにサービスの体験を改善していくことになりそう
今はWebアプリケーションの開発にAIを使っているが、Webアプリケーションが相互にやり取りをして勝手に体験を改善していく未来が見える
そうなってきた時に、24/7で働けるAIだと開発のコストがほぼほぼゼロになるので、利用者ごとにエンドポイントが用意されて顧客独自の改善が積み重なっていくだろうと僕は予測している
ここにプロンプトの技量が試される未来
まぁこれは数年ではおきなさそう
相互AI開発?
近い将来、PdMと呼ばれる人たちがCursorなりDevinに指示を出してWebアプリケーション開発をやる未来は来そう Devinはまだ学生インターンぐらいの能力しかないので、指示役の人の能力を超えることは出来なさそう
ソフトウェアエンジニアの視点では隙間時間にちょいタスクをやってもらうのには良いと思う
けど、裏側のモデルはまだ似たり寄ったりなので劇的に良い改善が行われる感じではない
Devinを利用する体験は真新しい
ジュニアなエンジニアをどう育てるか
これは今いろいろ議論されていそう
メンタリングという概念がそもそもなくなるかもしれない
経験ありきで培ってきたノウハウは失われるのかも
そういうのも受容していく未来はありそう
価値観が変わる、という話に近い
次第に人間が稼働するコストとAIを動かすコストを比べることになりそう
AIのランニングコストは電力が支配的になるだろうから、人間が電池として動く未来があるかもしれない
マトリックス的な
こんな感じ。個人的にはAIが動いているサービス提供者とサービス利用者のAI同士が適当なプロトコルで勝手に体験をよくしていくことはありそうと考える。ハレーションを減らす革新的な技術が生まれると市役所の業務は格段に減らせそうな未来は見える。