方法不確実性コントロール入門
方法不確実性コントロール入門
目的の達成のために、リソースの配分を最適化するゲームとして考えてみる
目的がわからない時は
cf. 目的不確実性コントロール入門
cf
意思決定の構造
方法不確実性は以下から生じる
方法そのものの不知
方法の内容(成功確率、効率)の不知
計算リソース不足
言葉の定義(一部はa term coined by askyv)
確率分布
波動関数の二乗こと
神のみぞ知る
予想確率分布
意思決定者が予想した確率分布
予想精度
確率分布と予想確率分布の一致の度合い、ズレの大きさ
予想予想精度
予想精度の高低に関する予想
ほぼ体感的なもの
メタ予想精度
効率
当該アクションを取るために必要なコスト(主に時間)と、目的の達成への貢献度の割合
それぞれの事象に対する予想確率分布はアップデートされる
予想できる時間的に連続的な変化
予想不可能な時間的に非連続な変化
目的の設定、明確化
値Xを最大化する
値Xを0→1にする(バイナリー)
など
採りうるアクションの種類
値Xを上昇させるアクションA
Xを上昇させる効率とその事象が起こる確率、および、これらに対する予想精度の改善
値Xを上昇させるアクションAの効率を良くするアクション
間接的に値Xを上昇させるアクションとも言い換えられる
この後はマトリョーシカが続く
効率を上昇させる効率、確率、予想精度の改善の各パラメータがあるが、マトリョーシカの下部になっていくほど、アクションが具体的になっていくため、これらに対する予想精度が高くなっていく傾向がある
各アクションの予想精度を改善するアクション
情報の取得により予想確率分布の精度を高める
情報Xを入手できる確率、誤差の修正範囲
予想予想精度に基づいて、この選択肢を取るか判断
方法を発見するアクション
仮説を立てるなど
ここだけ決定論的に決まらない
仮説はアート
知識の習得
これらのアクションを有限リソース内で選択して、目的を達成させる
荷物の大きさと重さが、相互に依存する変数になっているナップサック問題(Knapsack problem)を解くことになる