メモにCosenseを選ぶ理由
(202508からローカルはObsidianメインになった)
自分がよくObsidianに日和るので整理かねて
Codexが従量課金ではなく月額化(ChatGPT Plusプランで利用可能)
Obsidian + Visual Studio Code(+Codex) の体験が良すぎ
Scrapboxはパブリックの記録だけとなった
Cosenseの良いところ
ノイズが少ないに尽きる
ノイズの例
1 ディレクトリを考える
2 画像容量を気にする
3 レイアウトを考える
4 下書き・保存の概念
5 言葉の上下関係
つまりどういうことか
1 ディレクトリを考える
階層構造でメモを管理すると、 以下のようなディレクトリをつくることになる
code:sample
.
├── diary
│   ├── 202506
│   └── 202507
└── study
├── ansible
└── terraform
どこに分類するかや、保存するときの操作が煩雑
下記はじめにどこにファイルを作成するかを考える手間
こうしたことを気にする必要がなくなる
ではどうやって管理しているか
#it のように#をつけてタグにするか、itのように[ ]でくくるか
これだけですぐにそのタイトルのページがつくられ、リンクになる
リンクをクリックすればそのページに飛べる
2 画像容量を気にする
CosenseではGyazoを使うと画像容量を無制限で気にしなくて良い
かつすべてURLで共有できる
3 レイアウトを考える
Notionのように見た目を自由にカスタマイズできるものはカスタマイズすることに労力を割く必要がある
Scrapboxは良くも悪くもシンプルで固定
どうしても変えたいとき
UserScriptsで変えられる
/customizeのように有志が書いてくれたものを使えばある程度自由にできる
実はすごくレイアウトの自由度が高い
個人的にはいらない
4 下書き・保存の概念
書いた瞬間即反映される
ちゃんと清書して書こうみたいな考えがなくなる
すぐに書き始めれる
自分だけが見るプライベートプロジェクトで特に有利
言葉を選ばない
誤字脱字を気にしない
下書き状態?保存してる?とか何も気にしない
とにかく書くことに専念できる
5 言葉の上下関係
Scrapboxは箇条書きが推奨される
箇条書きのインデント(左右の段落の違い)もスペースキーですぐに変えられる
かつキーボードショートカットで上下左右の移動が即座に行える
くだもの
りんご
ばなな
もも
↑みたいに
対抗馬
Notion : 重すぎて使わなくなった
Obsidian : よくCosenseと迷うけどいつも使わなくなる。多分1 ディレクトリを考えると2 画像容量を気にするのせい
OneNote : 2012〜2018年ぐらいまで使ってた
Visual Studio Code : 仕事では毎日使う
Notion
使わなくなった理由
高い(2025年夏以降、月額3000円超えのサブスクがほぼ必須)
動作が遅い
Androidアプリの不具合が多い
メリット
NotionのWeb Clipperが優秀
リンク切れしても画像などほぼすべての情報が魚拓とれる
データベースがある
Google Spreadsheetsのように別のSaaSを準備しなくてもよい
Notion AIが使える
内製LLMでアクセスが容易
デメリット
動作が遅い
ブロック記法が面倒
若干Markdownにもなりきれてない
ブロック上下左右を入れ替えたりブロックの種類を変えるのが手間
キーボードショートカットはあるがそもそもブロックの種類という概念がノイズ
Noiton AIが思ったより使えない
目当てのページが見つけられない
検索が激遅
ディレクトリ構造をベースにしてるので、ページを常に分類しなければならない
/shokai/階層整理型WiKiはスケールしない
1つのデータベースにすべてのページを集約すればCosenseみたいにできる
Obsidian
使わなくなった理由
AIが発展して汎用性がすごく高くなったが、結局いつも以下が気になる
画像等のデータ容量制限
どこにファイルおいたっけ問題
バックアップ
ディレクトリという存在
AI連携したら便利ではあるけどAIで書いたことは何も頭に残らない
AI連携考えているうちに自分の中のアイデアが消える
結局AI連携+Obsidianは私の求める用途とは違うことに気づく
メリット
動作が軽快
オフライン動作
プラグインで様々な拡張が可能
Markdownで記述可能
昨今のAI事情もあって非常に相性が良い
かなり注目されている
アウトライン機能(目次)がある
※tampermonkey scrapbox 目次表示機能を作ったのであんまりメリット感じなくなった
デメリット
ローカルで動くのでどこにファイルがあるかを気にしなければならない
ローカルにファイルを保存するので、ファイル名に制約がある
:/"あたりの記号が使えない
画像容量を気にしないといけない
ノートと画像が蓄積されるほどObsidianのVaultが大きくなる
移動が手間になるかも
ObsidianにGyazoのプラグインが追加されたので、ObsidianとGyazo連携が非常に楽になった
そんなに大きな問題でもない
フォルダの概念が邪魔
Vault直下に全部ファイルを保存すればCosenseみたいにできる
そんなに大きな問題でもない
よく自分が迷うポイント
Q. 昨今のAI事情考えてMarkdown使えるObsidian方が良くない?
A. LLMはMarkdownじゃなくてもかなり精度良く動いてくれるのでそんな問題じゃない
最近Cosenseに搭載されたExport for AI機能で情報を投げやすくなったのでなおさら
Q. Obsidianならネットに繋がらなくても使えるよ
A. そんな環境ほとんどないしスマホのテザリングで十分
スマホで更新すればよい
関連:iPhoneを使わない理由 = Cosenseまともに編集できない理由
A. 電波が繋がらないほどの田舎に出かける時にObsidian開くことはそうそうない
外にいるときにPC開きたくない
Q. ObsidianとかNotionの目次機能ほしくない?
A. ほしい。でもCosenseにあったら完璧。だから自分で作った
tampermonkey scrapbox 目次表示機能
Q. Obsidianにあるリンクプレビュー機能ほしくない?
A. ほしい。でもCosenseにあったら完璧。だから自分で作った
tampermonkey scrapbox リンクプレビュー機能
Q. Obsidianの手書きできるプラグインうらやましくない?
A. うらやましい
けど使ってみたら案外微妙で、直感的でもなかった
Scrapboxから乗り換えるほどでもない
Scrapboxの手書き機能がパワーアップされてほしい
OneNote
使わなくなった理由
OneDrive不具合か、ノートがある日突然吹き飛んでから信用できず使わなくなった
OneDrive容量制限が気になった
メリット
手書きもできる
ノートのどこにでも自由に書き始められる
デメリット
ディレクトリ構造をベースにしてるので、ノートを常に分類しなければならない
/shokai/階層整理型WiKiはスケールしない
One Driveに課金が必要になるおそれ
OneNoteが大きくなるとOffice365のOne Driveの容量がいっぱいになる
そうなると課金せざるを得なくなる
Visual Studio Code
メリット
仕事で使ってたらUI/UXが一緒
そのまますぐにコードも書けちゃう
多種多様な拡張機能がある
drawioの作図使えるのも強い
Gitで管理すれば履歴が全部残る
デメリット
ディレクトリ構造をベースにしてるので、ノートを常に分類しなければならない
/shokai/階層整理型WiKiはスケールしない
いちいちファイルを作るのがめんどくさい
Gitぐらいガチガチに履歴が残るとなんか面倒くさい感が出る