VR
VR/AR/MR(Virtual Reality/Augmented Reality/Mixed Reality)
ミクスト・リアリティ(以下、MR)とは、VRとARとを融合する概念で複合現実とも呼ばれる。MRでは主に専用のHMDを利用することが多いが、VRやARと異なるのは、HMDに搭載されたセンサーにより周囲の空間を認識し、それを反映させることである。これにより指のジェスチャーで操作をしたり、空間に実寸の設計図を投影したりできる。現実空間との親和性が高いことから主に産業面での応用が期待されている。 参考文献
『バーチャルリアリティ学』,日本バーチャルリアリティ学会編,コロナ社,2010
『VRビジネス調査報告書2018』,森田秀一、インプレス総合研究所,インプレス,2018
『メディアアート国際シンポジウム“アート&テクノロジー”──時代の変遷、同時代の動向、これからのプラットフォーム─報告書』,石戸谷聡子、小野寺啓、千葉薫、廣田ふみ編,アーツカウンシル東京,2017
『ICCコンセプト・ブック』,NTTインターコミュニケーション企画編集,NTT出版,1997
Computer Graphics Volume 24 Number 4,“Project GROPE: HapticDisplays for Scientific Visualization”,1990
著者:曽我部哲也