本サイトについて
本サイトでは、アートペーパーやコンテンツ論文のサーベイ(調査)を行っていく。2023年開始時点ではSIGGRAPH Art Papersを中心にまとめていく。将来的にはその他のカンファレンスやコミュニティ、日本の学会等も対象にしていきたい。
https://gyazo.com/5235547916e956c429d234a893ec5e72
私がArt Paperと出会ったのはSIGGRAPH 2009に参加したのがきっかけである。SIGGRAPH 2009では私自身のロボット技術を利用したアート作品Himawariに関するPoster発表を行った。SIGGRAPHはComputer Graphicsのトップカンファレンスとして知られているが、Art GalleryやArt Paperセッションも設けられており、幅広い視点でのディスカッションが行われている。SIGGRAPH 2009に参加して以降、Art GalleryやArt Paperにチャレンジし続け、SIGGRAPH 2019 Art Gallery、SIGGRAPH 2020 Art Paperに採択された。
https://gyazo.com/922e03dba55ca493be783d1833f2ee36
以降、大学教員として作品制作に関する教育に携わる中で、作品制作を研究として位置づける手法が整理されていないと感じた。このようなモチベーションから、本サイトでは学生がアートペーパーやコンテンツ論文について興味を持ち、理解を深めていけるように、まずは手本となるSIGGRAPHのArt Paperについて分析を行い、執筆のコツや投稿方法についてもまとめていく。
東京都立大学システムデザイン研究科インダストリアルアート学域
中安 翌