(こっそり【こぼ提案】
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「一行に向き合う」(=名付けるなら「精読」や「講読」)という進め方もさることながら、「通読」(し乍ら出来るだけ多くの良書を渉猟【読破】)していくスタイルもお勧めしたい。人生の時間は限られている。意外と短い。読書はスポーツだ。ルートを決めパーティを募り、踏破するのだ。 もし読書を山に例えるならば、いろいろな読書会のスタイルがあるだろう。
7大陸の世界最高峰制覇を目指すalpinism のような近代登山
植物(=言葉)採集のための登山
〔思想を〕探検
しかのみならず哲学書の場合は、そこに古今東西、暗黒の空間と時間が広がっている。ガイドと共に多次元海図に従い、思想の宇宙を自由に遊泳する。記憶と知恵の海にて、重力から解放されるべきなのだ。