非在の書き方
『死霊』
5章冒頭において、三輪与志が扉を開け館に入る場面
扉を開ける音と、漏れ出る一瞬の光のみが描かれる
そこに与志も開けた行為もない
そこに主題と修辞と対象を繋ぎ合わせる思想がある