説明深度の錯覚
説明震度の
錯覚
とは……
う〜ん、うまく言葉にできない
人は自分がある物事についていかに
無知
であるかを、それについて説明しようとするまで気づかない……ということ。すなわち、知っていると錯覚すること。
『知ってるつもり 無知の科学』
では、被験者に対して「
ファスナー
の仕組みを説明してください」とか「自転車にチェーンの絵を描き足してください」と質問する実験が紹介されている。
被験者は、それについて説明しようとして、うまく説明できないことに気づく。そして、説明できない自分を見出したのちは、それについての自分の理解度の自己評価を説明を試みる前よりも下げるという。ひるがえせば、それまでは自分がその物事についてよく知っていると思いこんでいたということになる。
『CONFLICTED 衝突を成果に変える方法』
第3章p84
個人が持っている知識は思っているよりも少ない
という説の補強として述べられている。
バリエーション
/takker/他者に説明しようとしたら反例が見つかって主張を反転