立論に対して正当な批判がなされても、それを撤回しなくてもよい場合
自分の立論に対して批判がなされ(つまり、誤りを指摘され)、実際にその批判が妥当であったとしても、その立論を放棄・撤回しなくてもよい場合はあると思われる それはその立論に代わるような、より優れた立論がないときである。他の立論にもそれぞれ不十分な点がある場合は、誤りがある立論であっても相対的にそれが一番よいということはありうる。したがって、自分の立論に誤りや不十分な点があると判明したしても、それに代わるより優れた立論が出てこない限りそれを固持していてもよい
しかし、(上のこととは異なるが)代案がなければ批判してはいけないという主張は全く理解できない