知覚
一般的には、感覚器官を通じて、
外界
の事物を見分け、とらえる働き。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚など。
哲学書を読んでいると、「
表象
とどう違うの?」と思うことがある。
メルロ=ポンティ
の本に、
『知覚の現象学』
というものがある。
ヒューム
の定義(『人間本性論摘要』より)
われわれが
感官
を使用するにせよ、
情念
によって動かされるにせよ、あるいは思考や内省を行うときにせよ、心のなかに現前しうるもの一切を彼は知覚と呼ぶ。
ヒュームは「知覚」をさらに「印象」と「観念」とに分け、前者を「力強い知覚」と呼び、後者を「弱々しい知覚」と呼ぶ。