理性だけで考えるとアンチノミーになる
理性の使用は、経験的対象(現象)を持っているときにのみ、有効?である。
理性の使用:理性という能力の使用。推論であったり、合理性でもって異なるものを結びつけたりする働きであると思われる。
実理35:あるものを理性によって認識するとは、そのものが経験に実際に現れなくても、そのものを知ること。
久住哲.iconここでの「有効」って客観的妥当性を持つって意味かな?
感性論のところでは、空間は現象については実在性(客観性)を持つが、物自体については観念性を持つ……みたいなことが書かれていた
認識が普遍性を持ちうるとすれば、認識が経験的対象を持つ場合に限られる→「有効」の意味は、この「認識が普遍性を持つ」か?
経験的対象と関わりなく、純粋な理性だけで考えると、アンチノミーという事態が起こる。→純粋理性がおちいる四つのアンチノミー
理屈だけで考える場合、すなわち、認識のために理性が対象それ自体をも提供する場合、おかしいことになる。
ふたつの命題について、それぞれの命題の内では一切矛盾を含まないが、ふたつの命題は互いに矛盾することを主張する……といったことが起こる。